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アミノ酸|美容辞典

美容の為のアミノ酸

シャンプー、リンスやボディーソープなどで「アミノ酸配合」という表示を見ることが多くなりました。こうしたアミノ酸を配合した製品にはさまざまなメリットがあります。
また、アミノ酸がダイエットのためのフィットネスにも利用され、ますます女性にとって手放せないものになりつつあります。

肌の天然保湿成分はアミノ酸

私たちのからだは60~70%が水分。体重50kgの人なら約30~35kgが水でできています。この水分を保つために皮膚は大切な役割をしています。皮膚は皮下脂肪の層、それを覆う2~3mmの真皮、真皮の上には約0.1mmの表皮、そしてわずか0.01mmの角質層が表面を覆っています。
表皮より内側の部分は生きた細胞ですが、表皮は2週間ぐらいで死に、表面に押し上げられて角質層になり、やがて剥がれてしまいます(ターンオーバー)。この角質層にどれくらい水分があるかが肌のうるおい感を大きく左右しているのです。
角質層の中にある天然の保湿因子(NMF=Natural Moisturizing Factor)として重要なのがアミノ酸です(図)。表皮の細胞が死んで角質層になるときに、細胞内のたんぱく質が分解してアミノ酸となって角質層に供給されます。肌の天然保湿因子の約半分はアミノ酸とアミノ酸のひとつであるグルタミン酸からできるピロリドンカルボン酸(PCA)です(図)。

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美容成分のコラーゲンもアミノ酸

肌にハリをもたせる美容成分として知られるコラーゲンも、実はさまざまなアミノ酸からできています(図)。
肌のカサつき、くすみなどのトラブルの多くはアミノ酸不足と大きく関係があります。アトピー性皮膚炎や花粉症の人の角質層も健康な人に比べるとアミノ酸が不足しています。
火傷の治療の際にアミノ酸を混ぜた軟膏を使ったところケロイド状にならずに元の状態に戻ったという症例も報告されています。

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肌や体に優しいアミノ酸

アミノ酸系の石けんや化粧品、ヘアケア用品は、低刺激性で肌や髪にやさしいのも特長です。
普通の石けんで20分おきに10回ほど手を洗うと、手はガサガサしてきます。アミノ酸系の界面活性剤で洗うと、そうした感覚はほとんどありません。その大事な理由のひとつに皮膚のpHがあります。自然の状態の皮膚はpH5~6の弱酸性です。アルカリ性の強い石けんで繰り返し洗うと皮膚もアルカリ性になってしまいます。これが石けんによる肌荒れのおもな原因です。アミノ酸系の石けんや洗剤では、出来る限り肌のpHに近い状態で洗浄能力を発揮するように工夫されているのです。
しかも、アミノ酸は私たちのからだを構成する成分ですから、皮膚から内部に入り込んだとしても害はほとんどありません。私たちのからだの中で脂肪を分解する働きをする胆汁酸は、洗剤と同じような役目をもっていますが、この胆汁酸もアミノ酸を含む物質なのです。

傷ついたキューティクルのケアに

水分をどれだけ保っているかは肌だけではなく髪の毛にとっても大切なことです。髪の毛の水分を保つために重要な役割を担っているのはキューティクルと呼ばれる毛髪表面の組織で、アミノ酸はキューティクルの保湿成分です。つやがなく、パサパサした髪はキューティクルの損傷が大きく、アミノ酸の量も減っているのです。最近は、髪を染める人が多くなっていますが、ヘアーカラーやブリーチは髪の毛を傷める原因。キューティクルがぼろぼろになっています。ある種のアミノ酸を配合したシャンプーやリンス、トリートメント剤を使うと保湿力が高くなり髪の毛が切れにくくなるなどの効果があることが実証されています。アミノ酸ケアで髪の毛は”つるつる””しっとり”するわけです。

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