沐浴|リラクゼーション特集
入浴するときに楽しむ方法です。お湯をはったバスタブに精油を落とし、香りを楽しみます。全身浴と、体の一部だけ浸かる部分浴に分かれます。皮膚と鼻の両方から香りの成分が入る方法なので、有効的にアロマの効果を取り入れられます。
入浴効果
- 1.温熱効果によって血液循環を高め、新陳代謝を促します
- 2.入浴により筋肉や関節の緊張が解かれます。
- 3.入浴時は呼吸数が増えるため、吸い込んだ精油が毛細血管に取り込まれ全身に巡ります。
- 4.温熱効果で血管が拡張しているので、微量の精油でも直接体内に浸透しやすい状態です。
- 5.バスルームそのものが密閉されているため、効率よく芳香浴ができます。
Recipe
- ○ストレスを緩和したい・・・好きな精油
- ○リラックスしたい・・・イランイラン*サンダルウッド*マンダリン
- ○ぐっすり眠りたい・・・カモミールR*ネロリ*ラベンダー
- ○リフレッシュしたい・・・ペパーミント*ローズマリー
- ○たくさん汗をかきたい・・・サイプレス*ジュニパー*ローズマリー
- ○デオドラントに・・・サイプレス*レモングラス
- ○シェイプアップ・・・グレープフルーツ*サイプレス*ジュニパー
- ○女性のために・・・クラリセージ*ゼラニウム*ローズ
全身浴
バスタブに浸かるという一般的な入浴方法です。お湯をいっぱいにはったバスタブに精油を5滴くらい入れ、よくかき混ぜてから入浴します。または、バスソルトにしてお湯に混ぜます。
リラックスバス
おすすめ精油:好きな精油*ネロリ*ラベンダー*ローズウッド
ストレスを感じているとき、疲れきったときなど、就寝前におすすめです。
ぬるめのお湯(38~39度くらい)に30分ほど浸かります。ぬるいお湯に入ると、自律神経が副交感神経という体を休ませるための神経に変わります。体はリラックスの状態に入り、ストレスを緩和します。入浴後はぐっすり眠れるはずです。
リフレッシュバス
おすすめ精油:ペパーミント(少量)*ローズマリー※柑橘系は不適
朝すっきりしないとき、だるさが残るときなどのモーニングバスにおすすめです。
少し熱めのお湯(40~42度くらい)に5分程度浸かります。熱いお湯に入ると自律神経は交感神経という神経に変わります。これは昼間の神経ですから活動的になります。特に朝が苦手な人や、すっきり目覚めたいときに有効です。
半身浴
バスタブに胸より下が浸かる程度の少しぬるめの湯をはり、好きな精油を3滴落とします。半身浴はできる限り長い時間(1時間くらい)浸かります。無理なく体を温めるので冷え性や女性特有のトラブルにおすすめです。胸から上が冷えない工夫をして行いましょう。
おすすめ精油:クラリセージ*サンダルウッド*ゼラニウム *ローズ
Attention<注意>
油性の精油と水とは混ざりません。精油が直接肌に触れるのを避けるために、よくかき混ぜるか、バスソルトに。酢やベースオイル(ホホバ油やスイート・アーモンド)などに溶かしてもいいでしょう。
バスタブがステンレスの場合は、塩などに弱いので、バスソルトを使用した後はすぐに洗い流すようにしてください。
足浴
肉体的な疲れを感じたときや足がむくんでいるとき、または風邪などで入浴できないときにおすすめです。
両足のくるぶしまで浸かる容器に、少し熱めのお湯を入れます。精油を2~3滴落とし、40分くらい汗ばむまで続けます。
湯がぬるくなったら熱いお湯をたしてください。その度に精油を入れると多すぎるので、加減します。足浴は終わった後にだるくなることがあるので、週1回くらいの目安で行いましょう。
おすすめ精油:サイプレス*ジュニパー*レモングラス
手浴
手は心の状態を表すといわれています。精神的に疲れたときや人間関係などに悩んでいるときによいでしょう。上半身の疲れにも有効です。
両手の手首まで入る容器に、少し熱めのお湯を入れます。精油を2~3滴落とし、5分くらい続けます。疲れを感じたら毎日でも行ってください。目を閉じてすると効果が上がります。
おすすめ精油:カモミールR*ラベンダー